Aaron & Ash Speaking Tour 2012


タイトル Aaron & Ash Speaking Tour 2012
期 間 2012年11月中旬~12月中旬(約1ヶ月間)
内 容 イラク帰還米兵2人の話とエキシビション

来日するのは、アーロン・ヒューズとアッシュ・キリエ・ウールソンという、2人のアメリカ人青年です。
2人とも、州兵(the Army National Guard)として、2003年の春から約1年間、イラク戦争の初期に、米軍兵士として従軍しました。

大学進学のための費用を捻出するために、高校卒業後すぐ州兵になったアッシュは、大学在籍中に突然召集され、行き先も告げられないままに飛行機に乗せられた先がクウェートでした。
クウェートからイラクへの輸送部隊の一員として派遣されたアーロンは、初めてイラクへ入ったとき、米軍車列に向かって走り寄って来る裸足の子どもたちを見て、「この子たちを自由にするためにイラクへ来たのだ」と思ったそうです。

イラク戦争に対する個人の考え方がどうであれ、軍隊にいる以上、任務は任務です。
地域別に組織される州兵なので、同じ部隊にいるのは、その親のことも良く知っている幼馴染たちです。
矛盾を感じたとしても、生き抜くことだけを考えて仕事をしていく日々が続いたそうです。
イラクでのことを、アッシュは、「人間の非人間化」だと言います。

帰還後、そうとは知らずにPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しんでいた2人は、家族や友人、同じ経験をしてきたベトナム帰還兵等周囲の助けを得て、徐々に自分自身を取り戻し始めたそうです。
内々へと引きこもっていたアーロンは、絵や詩等、アートを通して自分自身と向き合い始めました。
既に証言活動を始めていたイラク帰還兵の友人を見て、アッシュも、自分の体験を話し始めました。子どもが生まれたことで、「戦争と家族」について問い続けるようにもなりました。

戦争が終わったとしても、イラクやアフガニスタン等戦場となった地に住む人々、そして、帰還兵の多くが、PTSDやTBI(外傷性脳損傷)等見えない痛み(トラウマ)をかかえています。彼らにとっての戦争は、今なお続いていますし、これから先何年も、続いていきます。

社会から切り捨てられた帰還兵を支援するため、反戦イラク帰還兵の会(Iraq Veterans Against War/IVAW)がアメリカで結成され、2008年には、ベトナム戦争以来の「冬の兵士」(Winter Soldier/帰還兵証言集会)が全米規模で行われました。当事者スタッフとしてこれに参加したアーロンは、これ以降も、IVAWのキー・パーソンとしての活動を続けています。

同じ頃、日本での9条世界会議へ向けたプレ・イベントとして行われた広島~幕張間のピース・ウォークにIVAWから派遣されたアッシュは、約1千マイルを、イラクでの体験等を話しながら歩き通しました。日本での平和活動に参加したアッシュは、イラク戦争のみならず、戦争そのものに反対しはじめます。それ以来、アッシュは、日本での証言活動を毎年続けています。

帰還後、大学院で写真を学んできたアッシュは、同じようにアートを通した反戦活動を続ける友人のアーロンを、今年の来日スピーキング・ツアーに連れて来ることを決めました。
各地でのスピーキングに加えて、2人のエキシビションも行います。

アーロンとアッシュは、兵士体験を通して、戦争とは何かを、暴力を生む社会を知りました。
彼らの話は、一般市民が戦争へとつながる背景を、戦争の傷から人間性を回復し、コミュニティー間の和解を創造することを、個人の生活から見つめたものです。一言で言ってしまえば「イラクへ行ったアメリカ人兵士の戦争体験」ですが、基地や原発、様々な表現規制問題等、現在の日本社会がかかえる問題と通底しています。
エキシビションでは、アーロンは思索と対話を、アッシュは、戦争イメージの転換をテーマにした作品の展示とパフォーマンスを行います。

多くの方々のご参加をお待ち致しております。


概要 | Profiles | スケジュール | 報告 | Diary

 


Profiles

Ash Kyrie Woolson

アッシュ・キリエ・ウールソン

Ash Kyrie Woolson
アーティスト/イラク帰還兵

1981年生まれ。3人兄弟の末っ子として、カリフォルニア州北部やオレゴン州、ウィスコンシン州で育つ。

18歳と2カ月で、大学進学費用を払うために州兵(the Army National Guard)に入隊。大学へ3年通った2003年、イラクの都市ナーシリーヤ近くの戦闘へ、部隊とともに1年間派遣される。

ウィスコンシン大学マディソン校で美術学学士課程に在籍していた2005年、娘が誕生。西海岸へ引っ越し、娘と一緒にアパートで暮らす。子どものそばで作業をするかたわら、早くから戦争について話し始める。戦争について子どもと交わした会話は、彼のアート作品に対する考えをより豊かにする。

「戦争は、戦闘地域の家族にどんな影響を与える?」「戦争は、帰還兵家族にどんな影響を与える?」 2008年、広島から幕張までのピースウォークに招待され、戦争の現実を語りながら1千マイルを歩き通す。

その後すぐ、日本へ戻って講演活動を始め、[合計]5万人以上の人々の前で話す。何度かは、妻と子どもを連れて来た。2011年、比較文化学を副専攻に、そして、愛息子付で、オハイオ州立大学を美術学修士として卒業。アッシュの言葉と作品は、国際的に活躍している。

アッシュからのメッセージ

初めて日本へ来たのは2008年、日本国憲法第9条を護るためでした。憲法のこの条文は、1945年以降、日本の自衛隊が、米軍のもうひとつの陣営となることから守ってきました。イラクで日本が果たした人道的な役割は小さなものでしたが、私は、日本が、軍事化の方へとその外交政策を急激に変えてしまわないことを願っています。
5年前から日本へ来るようになってから、私自身、日本の人々によって変わってきました:イラクでの戦争に反対する帰還兵から、全ての戦争に反対する帰還兵となったのです。私は、もはや、戦争という病気の症状にすぎないイラク戦争だけに反対ではありません。

I first came to Japan in 2008 to help defend article nine of the Japanese constitution. This part of the constitution has been keeping Japan’s security defence force from becoming another wing of the American military since 1945. Although Japan played a small humanitarian role is Iraq, I hope Japan won’t radically change its foreign policy towards militarization.
Since coming to Japan 5 years ago, I have been changed by the Japanese people: from a veteran against the war in Iraq, to a veteran against all wars. I can no longer only be against the war in Iraq, since it is a symptom of the disease called war.

 

 

aaron_profile_2012tour

アーロン・ヒューズ

Aaron Hughes

2003年1月30日、イリノイ大学在学中に、イリノイ州ノースリバーサイドの陸軍州兵第1244輸送部隊として召集される。

2003年4月17日、「イラクの自由作戦」のもと、所属部隊がクウェートへ派遣される。クウェートの基地や港からイラクにある基地への物資輸送に従事し、戦闘作戦を支援。3度の延長をした合計1年3カ月と7日間後の2004年7月24日、部隊はイリノイ州ノースリバーサイドに帰還。

2005年春、実体験を表現し、他者と共有する必要性から、絵画専攻生としてイリノイ大学へ復学。軍国主義と占領に立ち向かう手段として、アートを使い始める。

2009年、ノースウエスタン大学を芸術理論と実践における美術学修士として卒業。

現在は、反戦イラク帰還兵の会(Iraq Veter-ans Against the War/IVAW)のオーガナイジング・チームリーダーとして活躍。「兵士作家」(Warrior Writers)、「コンバット・ぺ-パー」(Combat Paper) 、「平和のための絵画」(Drawing For Peace)、「最初の犠牲者作戦」(Operation First Casu-alty)、「冬の兵士」(Winter Soldier)、「非武装大学」(the Demilitarized University)、「フィールド・オーガナイジング・プログラム」(the Field Organizing Program)、「回復作戦」(Operation Recovery)を手掛ける。鳥愛好家。

アーロンからのメッセージ

私は、ともに分かち合い、学ぶために日本へ行きます。さらには、我々人々のなかにある連帯を表明し、体験するためです。軍事化に抗する闘いは、世界中の人々がより良い世界のために団結することにかかっています。そして、これは、この運動をつくる、ひとつの小さな一歩なのです。その精神において、私は、反戦兵士オーガナイザーとしての仕事について話すため日本へ招待されました。(日本への)招待は、人類の相対的な理解を構築するだけの意志を望む私の名誉です。

I am going to Japan to share and learn. Furthermore, I am going to express and experience the solidarity that exists between our peoples. The struggles against militarization are one that depends on all the people of the world uniting for a better world. And this is one small step in building that movement. It is in that spirit that I have been asked to come to Japan and speak about my work as an anti-war veterans organizer. The invitation is an honor that I hope will only build our collective understanding of humanity.

 


概要 | Profiles | スケジュール | 報告 | Diary

 


スケジュール

Aaron & Ash Speaking Tour 2012 | Pre Events

 Information (link)  Flyer (pdf)  Article

Aaron & Ash Speaking Tour 2012

Pre Events

  • 6月18日~7月13日|東京|一橋大学「えん」|パネル展 
  • 6月26日~7月1日|京都|ひとまち交流館京都|パネル展 
  • 7月18日~8月3日|東京|uznaomom|パネル展 
  • 8月4日~25日|埼玉|丸木美術館|パネル展 
  • 8月29日~9月12日|東京|まんまるの木|パネル展 
  • 10月~11月|大阪|大阪女学院大学|ボラ★スタ&上映会&パネル展 
  • 11月2日~4日|東京|一橋祭|パネル展&上映会 
  • 11月15日~20日|愛知|同朋大学|パネル展 

概要 | Profiles | スケジュール | 報告 | Diary

 


報告

2013年1月15日
アーロン&アッシュ・スピーキングツアー2012
全予定終了 ご報告と御礼

軍隊の本質を訴え、
人間性に基づく連帯を呼びかけた24日間

はじめに
I 沖縄からのメッセージを全国へ
II 全プログラムを通した反響・協力の広がり
付記~2人からのメッセージ
新聞掲載
写真


≪はじめに≫
昨秋「2012アーロン&アッシュ・スピーキングツアー」にご尽力いただきました各地域実行委員会の皆様、そして全国の全てのサポーターの皆さん。
11月15日来日・那覇着に始まりました「2012アーロン&アッシュ・スピーキングツアー」は、12月9日の丸木美術館エキジビションにて全てのプログラムを滞りなく終了し、二人無事帰国のうえお礼のメッセージも届けられていますこと、まずは心から御礼、報告申しあげます。
年を改めてしまいましたが、二人の帰国以降整理事務を重ねてまいりました。ようやく全体を取りまとめるに至りましたので以下、御礼を兼ねながらⅠ二人の主な発言を再録紹介し、Ⅱ全体としての意義・特徴、そして末尾に帰国後の二人からのメッセージと今年の意向について付け加えさせていただき、今次全国ツアーのまとめ報告とさせていただきます。

Ⅰ 沖縄からのメッセージを全国へ
20121116_futenmagate
二人の発言は多岐にわたり、このページに尽くすことはできませんが、今回沖縄から全行程を開始した意味は大きく、二人の発言を一段と今日的に、具体的にすることにつながりました。彼らの発言の中から各地の集会で一番強調してくれたこと、その一端をまず紹介させていただきます。

 兵士はイラクの人々を”Haji”(注)と呼ぶよう教えられ、机や椅子同然の物体と見なすよう徹底的に訓練される。これは戦前日本人を「ジャップ」と蔑称し、逆にアメリカ人を「鬼畜米英」と徹底して呼ばせた関係と同じなのです。人間と考えずに平気で引き金をひけるように訓練する、それが軍隊の本質なのです。
続発する米兵の暴力事件。それは決してある特定の兵士の問題ではなく、暴力を通してしか人間と関われないように訓練している軍隊そのものが問題なのです。夜間外出禁止令等をいくら出しても解決する問題ではありません。基地がある限りこのような暴力が広がるのだということを強調していかなければなりません。
憲法九条は、誰が書いたかではなく人類の歴史的反省として世界的意味をもっていると僕は考えています。それが今後どうなるか、全てその鍵は皆さん一人ひとりが今握っているのです。
今日この場に集まってくれた方は数十人でも皆が自分のまわりの人々に伝えましょう。必ずやこの闘いは数十倍、数百倍に広がっていくと確信しています。
アッシュ・キリエ・ウールソン

「オスプレイ開発計画」は1957年に始まり、アメリカの月面着陸計画よりも、僕の年齢よりも長く時間を費やした計画です。それは実戦配備以前に、すでに37人の命を犠牲にし、沖縄の人々はもちろん米軍兵士をも危険にさらす計画で、あのチェイニー副大統領(当時)すら4回にわたって反対意見を述べて来た、悪名高いものなのです。
オスプレイ配備に対する沖縄の人々の、非暴力直接行動によるゲート封鎖のような力強い闘いを私は世界で二つしか知りません。イラクの労働者が生活を守るために発電所に座り込み、占拠した闘いと沖縄の人々の闘いです。
沖縄の基地を撤去することは沖縄の人々の自決権を実現する当然の要求です。それはまた米軍兵士が全員自分の家庭にもどり、人間的な生活を取り戻す道でもあるのです。沖縄の人々と連帯し、この闘いを本土に広げることが米軍の軍事支配を破っていく大きな意味を持っています。私も帰国後必ずアメリカの人々に伝えていきます。
アーロン・ヒューズ

 

上記しました通り、二人の発言は以上に止まるものでは決してありません。しかしオイプレイ配備反対の人々の声が沸き起こる沖縄現地の空気に直接触れ、その上で各地の集会に連続して行っただけに、軍隊の本質を極めてリアルに具体的に訴え、またオスプレイ配備、新基地建設反対を中心に沖縄の人々と連帯していく意味を、強い説得力をもって各地・各方面に訴える過程となったことが、今回のツアー大きな特徴となったことは間違いありません。

注:”Haji”(ハジ)とは、本来、イスラム教における最高の尊称だが、アメリカ軍ではイラク人に対する蔑称として使われている。


Ⅱ 全プログラムを通した反響・協力の広がり
今回のツアーはアッシュの過去5回の訪問の上に、アーロンを加え、しかも沖縄六日間、そしてエキジビションも開催しながら実施しただけに、各方面から多角的なご支援ご協力をいただき、今後につながる多くの協力関係・信頼関係をつくることが出来ました。以下その要点を記したいと思います。

  • ツアー全体を通しての講演会は、当初の目標通り全国12会場での開催となり、スタート集会となった那覇集会の170人の方々の参加をはじめとして、最終的に全国約900人を上回る参加を実現することが出来ました。
  • その中でも平和学・講義として実施していただいた沖縄国際大学、協賛をいただいた大阪女学院大学・国際共生研究所、一橋大学平和と和解の研究センター、名古屋集会会場として全面協力を寄せてくださいました同朋大学など多くの大学・関係機関からご協力をいただきました。
  • 今回ユニークな企画として初めてレイバーネット日本が開始した意欲的な独立メデイアレイバーネットTV(キャスター:土屋トカチ、松元チエ/http://www.labornetjp.org/tv )の第45回「戦争と軍隊は人間をどうかえるか」への出演も実現しました。本年最後の番組として注目いただき、アーカイブでの視聴も続いているところです。また、11月26日大阪集会での二人の発言は、1月12日より、イラク平和テレビ局in Japan ( http://peacetv.jp/)でダイジェスト版が配信されています。
  • さらにキャンペーン企画として、特に大学を中心に事前パネル展・DVD上映も具体化していただきました。一橋大サポーターグループの皆さんの展示(都下3箇所)の他、夏の丸木美術館展示(8/4~8/25)、名古屋でのパネル展(11/7~11/20)、一橋大学園祭(11/1~11/3)、大阪女学院大学園祭(11/17~18)等の取り組みが実施されました。
  • 以上の取り組みと前後して沖縄情勢の展開、そして総選挙という情勢の中で、二人の行動・発言は沖縄2紙をはじめ、琉球朝日放送でのニュース報道、朝日新聞(大阪版京都面)、中日新聞等で掲載され、この面でも社会的反響を広げるものでした。
  • その他、沖縄では佐喜眞美術館を訪問し、12月には最後のイベントとして丸木美術館展示も実現できました。エキジビションの面でも今後のつながり、交流や協力を発展させていくキッカケを作ることができたことも、報告に加えたいと思います。

以上I、IIあわせまして、日本の目前の情勢と対応しながら、9条の世界的意味を広めることが今まさに求められていること。軍隊の本質と沖縄の闘いの意味を広く訴え、あわせてそしてベトナム帰還兵の時代から脈々と続き発展している、アートを通して人間性をとり戻す取り組みを日本に紹介する貴重な過程として、今年のツアーを締めくくることができたと報告させていただきます。

* * *

今回の全国ツアーは、長期・広域にわたるものでしただけに心配いたしました決算ですが、少々の余裕を残して〆ることができましたこと、まず報告御礼申しあげます。

その根拠といたしましては≪収入の部≫では、①備え万全を期すべく事前協力カンパをお願いしましたところ、目標額を越えるご協力をいただくことができました。②各地域集会実行委員会におかれまして、講演料の納入にチケット販売も含めてご努力いただき、また会場カンパの訴えによって全体会計を応援いただいたこと。③事前からのポストカード販売に多くのサポーターの方とともに取組んだ他、二人が持参したポスター販売分も収入に繰り入れるなど事業面での増収をはかったこと。≪支出の部≫では①予想が一番難しかったエキジビション関係費用を、最少額に抑えることができました。②また連泊となった沖縄、大阪、東京の宿泊費用を、これも最少額でまかなうことができたこと等々が主たる要因で、どれもサポーターのみなさん、協力いただいた方々のご厚意の賜物で、深く感謝いたしております。

以上、要点に絞らせていただきましたが、「2012アーロン&アッシュ・スピーキングツアー」全体のまとめと報告とさせていただきます。
最後に全国各地の実行委員の皆様に、改めて篤く御礼申し上げます。

2013/01/15 事務局を代表して 木村 修、小淵由紀子


≪付記≫

二人には、帰国後落ち着いた時点で、日本の友人たちへの連帯のメツセージを依頼いたしましたところ、アッシュが代表して以下の挨拶が12月18日付で届けられました。

20121127_barnoco_3

2012 Aaron & Ash Speaking Tour
親愛なるサポーターのみなさま。
このツアーを実現するために、数え切れないほどの時間を費やしてくださった方々に感謝しています。私たちの作品パネル展からスピーキングの設定まで、ほんとうに大変だったと思います。今回のツアーはすばらしいものでした。みなさん、ほんとうにありがとう!

アッシュ・キリエ・ウールソン & アーロン・ヒューズ

追伸:このツアーを来年も続けていきます。できれば、夏後半にしたいと考えています。どうか、私と小淵さんと連絡をとり続けてください。 アッシュ

なおアーロンより、無事帰宅の第一報が12月14日付で木村、小淵宛にそれぞれ届きました。二人だけに宛てられた内容ではなく、「皆さん」と呼びかけていますので、ご協力いただいた方々への彼の謝辞の一端としてご紹介させていだきます。(以下、個人へのお礼の部分は割愛)

~親愛なる〇〇へ~
このツアーを実現するための全ての皆さんの努力に再度お礼を申し上げます。
これほど力をいただいたツアーはありませんでした。そして私は多くのことを学びました。まずシカゴの自宅に無事もどったことをお伝えします。そしてすぐに母に日本での全体験を話し伝えました。母がもっとも感動して受け止めてくれたのは、なんといっても沖縄での体験でした。私はこのツアーでお世話になった全ての人々に礼状を書くつもりです。そして私が学んだことについてのレポートをまとめ、それをあなた方に届けるつもりです。
皆さんの活動をより詳しく知ることができました。皆さんの家族・友人全てがこのツアーの成功に誇りを持っていただきたいと思います。私は誇らしい気持ちと感謝で一杯です~連帯をこめて。
アーロン・ヒューズ

 

* 2013年以降の計画は、これを続けることに努力されているアッシュより、「夏後半」と意向が伝えられていますが、まだ詳細は全く不詳ですので、具体的な情報が伝えられた時点でまたご相談にあがろうかと思います。その節はどうかよろしくお願いいたします。

 

≪新聞掲載≫
kimura_20121117_ryukyushimpo
20121124_ryukyushimpo
handa_20121212_chunichi

≪パネル展≫
nakamura_20120715_3
matsumura_20120717_1
20120804-25_2012panel_maruki_Ash

≪エキシビジョン≫
20121118_tenbusunaha_aaron_tea_4
20121208_maruki_ash_untitledmediaimages_2
20121208_waristrauma_maruki_2

≪沖縄連帯ポスター≫
20121121_4_osprey_futenma
20121125_noosprey_poster_1
20121125_noosprey_poster_2


概要 | Profiles | スケジュール | 報告 | Diary

 


Diary

Aaron & Ash Speaking Tour 2012 Diary

      2013年
      2012年

概要 | Profiles | スケジュール | 報告 | Diary