昨日の集会|Aaron & Ash Speaking Tour 2012

11月30日@大阪に参加した方から、感想が届きました。
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昨日の大阪女学院大学での集会は、さすがに若い女性が多くて、おばさんは圧倒されました(笑)
授業が終わって、帰宅も遅くなるのに、沢山の学生さんが関心を持って、来て下さったことは、とてもうれしいことです。

昨日は、2人にとって「アート」とは?ということから話し始められました。
アーロンは「トラウマから抜け出すための活動」であり『軍や軍国主義など全て、破壊しかできない。自分は破壊ではなく、何かを創りだそうとする立場でありたい」と語りました。
アッシュは、帰国後、創作活動をしている中で、自分が正直になれた気がしたと話しました。
彼は、アメリカで報道された写真が、全くイラク戦争の真実を伝えていないことに気づき、そのことをアート作品にして伝えています。その作品のパネルを示しながら語ってくれました。

今回の大阪女学院では、2人の話の後、グループに分かれて、それぞれ意見を交流しながら、2人への質問を考える、という形。それぞれ、熱心な意見の交流が行われていました。
ただ、私の友人が参加していたグループで残念なことがありました。1人の若い女性の発言に対して年輩の男性の参加者が、結構長く反論をされ、女性が涙ぐんでしまう、ということがあったそうです。
たぶん、男性は、若い彼女に色々「教えてあげなくては」という思いだったのでしょう。
でも、そういう時、えてして「上から目線」になりがち。もう少し、彼女の思いに寄り添った仰り方なら良かったのに、ちょっと厳しく時間も長すぎた、と友人は言っていました。
自分自身も、こういうことを、やりがちかも・・。気をつけよう、と思います。
あの場で大切だったのは、意見を交流し、2人の話をそれによりお互いに深めあうことだったはず。
ほんとに、気をつけねば・・・。

大阪4会場、それぞれの主催者のみなさんの運営で、それぞれ個性があったように思います。
日本国憲法第9条は、日本のみならず、世界にとっての希望なのです、という言葉が、まっすぐに伝わってきました。今日は、ひとりでも多くの人に9条に関心をもってもらおう、と仲間たちと御堂筋をパレードします。

JIMNET(日本イラク医療支援ネットワーク)事務局長 佐藤真紀さんも、2人に関心をもって下さっています。
12月8日に、イラクからお医者さんが来日されるそうで、丸木美術館に案内される予定。
ちょうどイラク帰還兵士の作品展示もやっているので、それも見せたい、とフェイスブックのお書きでした。
なので、2人の沖縄でのことや9条への思いなで、少し紹介しました。
「作品是非見たいです」とのことです。