広島|Aaron & Ash Speaking Tour 2012

11月23日@広島の主催者さんから、報告が届きました。
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昨日の広島入り、記者会見、夕食交流会、本日午前中の原爆資料館見学、集会、そして大阪へと、あっという間に二日間の広島滞在が終わりました。

集会自体は37人の参加で、沖縄の熱気と比べて、このクールさは何なんだと思われたかなと危惧しましたが、逆に2人から、ここに来ているメンバー1人1人が起点となって、周囲に語り広げれば、やがて何百、何千の輪ができるんだからと、集会参加者の方が励まされました。

話の内容自体、大変参加者の心を打つもので、事後のQ&Aの時間でも積極的な 質疑が相次ぎ時間オーバーになりかけるくらいでした。

2人は、こちらからお願いした柱立てを2人でバランスよく分担し、絵画作品を映像で映しながら、美術活動の様子も含めて、話してくれました。

イラク戦争帰還兵として彼ら自身の経験に基づいた語りでありながら、兵士を非人間化しなければ戦争を遂行することはできないという、すべての戦争に通じる普遍的なメッセージをしっかり伝えてくれました。

午前中の資料館では、初めて広島を訪れたアーロンは、9時過ぎから12時過ぎまでほぼ3時間かけて展示の隅々までみっちり見学。事後も言葉を発することなく、川辺に佇んで1人深い思索にふける姿をみて、彼があくまでも誠実に歴史と向き合おうとしていることがひしひしと感じられました。

広島集会の話の中にも沖縄での経験が多く語られました。
明日からの集会で、広島で見聞きしたことを彼らがどのように咀嚼して語るのか、少し知りたい気もします。

今回の広島集会をきっかけに、今後も何等かの形で、IVAWのメンバーとの連帯活動が継続できれば、、というのが実行委員の率直な思いです。

取り急ぎ、簡単なご報告まで。