[info] TV出演のお知ら/NHKあさイチ 特集「外国人から戦争を学ぶ」/Ash Kyrie Woolson/2016年8月4日(木)午前8時15分~9時54分

【TV出演のお知らせ】
イラク帰還米兵アッシュ・キリエ・ウールソンがNHKのあさイチに出演します。

2016年8月4日(木)午前8時15分~9時54分
▼特集 外国人から戦争を学ぶ
 http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/160804/1.html

20160804_NHK_asaichi

Travelling Warriors のことや、来年のスピーキングツアーのことも出るはず・・・
スカイプ・インタビューでは色々な話をしたのですが、さてどの部分が使われるのでしょう?

アッシュのスカイプ・インタビューをするために、横浜の喫茶へそまがりさんにお世話になりました。ありがとうございました!

こぶち

スピーキングツアーのバナー | Study War No More – Ash Speaking Tour 2017

来年の Study War No More – Ash Speaking Tour 2017 のバナーが届きました。

デザインのイメージは、2012年のツアーに参加してくださった方が、このツアーを説明してくださった言葉に丸々のっかりました。

このツアーは、すぐに何か結果を出せるようなものではないと思います。

でも、このツアーにかかわったひとたちが、帰還兵から聴いたことを何かのときに思い出してくれれば、何かのときに言葉にして話していってくれれば、それが繋がっていくことで大きな変化を生みだせるのではないか・・・

うちらの知らないところで小さなハプニングが起こり、どこかで何か自主的なものが続いていく・・・そういう希望とか期待とかを込めて、たんぽぽの綿毛を入れてもらいました。

あんなざっくりとした説明を形にしてくれて・・・ありがとうございます!

こぶち

Study War No More - Ash Speaking Tour 2017

Study War No More - Ash Speaking Tour 2017

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デザイン:荒木晋太郎
http://www.geocities.jp/instant_sunday/

宇治平和の会不戦の集い

宇治平和の会不戦の集いで、2017年ツアーの計画を話してきました。

世代を超えて平和を語る『核と戦争はごめんだ』リレートーク[flyer]

T氏「参院選に向けて私たちは決意した」、被ばく3世のAさん「僕の原点から」、避難移住をしたCさん「もうフクシマを繰り返さないで!」、のあとにうち。そのあと、S氏「若者よ、選挙に出よう」。

20151208_peaceuji

2017年にスピーキングツアーをやるぞ!と決めて、アッシュに連絡した数日後にこのお誘いをいただいたもので、「こんなスピーキングツアーやりますよ~。参加しませんか?」な話をしに行ったのですが、前の話に圧倒されてしまいフワフワしてしまいました。

それでも、多くの方々が興味を持ってくださり、帰りがけに声をかけてくださいました。せめてウェブサイトをちゃんとつくったら、改めてご連絡いたします。

この日、イギリスの帰還兵たちが、従軍メダル返還を行いました。
WAR VETERANS TO DISCARD MEDALS AT DOWNING STREET | VTERANS FOR PEACE UK
http://veteransforpeace.org.uk/2015/war-veterans-to-discard-medals-at-downing-street/

こぶち

リビング・ライブラリー

J高校3年生向けの「リビング・ライブライ―」で本になり、アッシュやアーロンの話をしてきました。

リビング・ライブラリーとは、

ひとりの人間を「図書館」に見立て、「本」に書かれている色々なことを読むように、「生きている図書館」である人の話を聴く時間。

とのことです。

本来は、当事者が本になることで、社会のなかの色々なことを広く共有する取組みやと思うのですが、そこにペロッと、非当事者本として混ざってきました。

できるだけ普段の喋り言葉に置き換える(たつもりの)準備をしていきましたが、それでも難しかったようです。ちょいちょい「?」が見えました。。。

後からわかったことですが、なかには、映画『アメリカン・スナイパー』を見たという生徒もいたようです。そのおかげで、PTSD等の話も理解しやすかったようなんですが、、、

『アメリカン・スナイパー』かぁ・・・

映画等のサブカルや、報道を通した戦争や軍隊・兵士の「イメージと現実」の話をもっとすればよかった、と後悔。(元)兵士の「自慢文化」の話もしとくべきやった、と後悔。そもそも、クリス・カイルともクリント・イーストウッドとも一緒にされたくないなぁ、ともやもやもやもや・・・

まぁ、でも、あれだけを見て考えるのではなくて、アッシュやアーロンの話も含めて戦争や兵士のことを考えてもらえるようになったのであれば、話に行ってよかったんではなかろうか、と無理やり納得しておきます。

今年の本は10冊。生徒は、好きな本2冊を自分で選んで聴きに来ました。

ってことで、この数時間でアメラジアンの話と米兵の話を聴いた生徒がいたそうです。高校3年生の偶然体験としては、すごいことです。

恐るべしリビング・ライブラリー。。。

こぶち

“NO NATO, NO WAR”

 2012年5月20日、約50人の帰還兵が、シカゴで行われた NATO 首脳会合に抗議するデモに参加した。アフガン・フォー・ピースのメンバーとともにデモを先導した帰還兵たちは、行進を終えると、一人ずつ前に立ち、短いスピーチとともに、軍から授与されたメダルを、首脳会合に出席している NATO 将官たちへ向けて投げ返した。

“NO NATO, NO WAR” NATO に抗議し、メダルを返還
20日の NATO 抗議行動の模様(一部抜粋)

 20日の日曜日には、グランド・パークから NATO 首脳会議会場近くまでのデモ行進が行われました。一週間にわたる一連の抗議行動のなかで最大のものでした。デモ行進の先頭に立ったのは、イラク-アフガニスタン戦争の帰還兵と、アフガンズ・フォー・ピース(平和を求めるアフガン人たち)のメンバーです。
 行進中、帰還兵たちは、アッシュのコールで、「NO NATO, NO WAR!」「We don’t work for you no more! もうあなたたち NATO 指揮官のためには働かない!」「We don’t kill for you no more! もうあなたたちのために人を殺したりはしない!」などのシュプレヒコールを叫びました。
 行進の終着地点では、「反戦イラク帰還兵の会」(IVAW)が、自分たちが授与された参戦顕彰メダルを”返上する”セレモニーを行い、40名以上の帰還兵が、首脳会議が開かれている会場の方角へメダルを投げました。これと同様の抗議行動は、1971年にも、ベトナム戦争の帰還兵たちによって首都ワシントンで行われました。
 セレモニーでは、一人一人の帰還兵が、路上に設けられたステージ上で、氏名、従軍の時期・所属、メダルを返すにあたっての思いを述べました。

「アッシュ・ウールソンです。軍曹でした。イラクにいたのは2003年です。そこで見たことは本当にひどかった。完全に打ちのめされました。あの経験をした自分自身や他の人たちが再び同じ苦しみを味わわないように、そして、僕らの子どもたちがこんな苦しみを味わわないように、そう願ってメダルを返します。」

「アーロン・ヒューズです。2000年から2006年までイリノイ州兵でした。(1つ目の)このメダルは、去年亡くなったアンソニー・ワグナーのために投げます。(もう一つの)このメダルは、同僚から性暴力を受けている、女性兵士たちのために投げます。軍の女性たちの実に3分の1がそのような被害を受けています。私たちアメリカ人は、我々の姉妹たち、すなわちアフガニスタンの女性たちを解放するためだ、と言ってアフガニスタンで戦争を始めましたが、実は自国の女性たちを正しく遇することすらできないでいるのです。謝罪の思いを込めてメダルを投げます。みなさんに謝ります。本当に申し訳なく思っています。」

原文:
Democracy Now!, 2012, “”No NATO, No War”: U.S. Veterans of Iraq and Afghanistan Return War Medals at NATO Summit,” Democracy Now!, posted on 21 May 2012, available at http://www.democracynow.org/2012/5/21/no_nato_no_war_us_veterans.
翻訳:わだともこ、編集:こぶち | 2012年6月23日

【追記】
 後日、Democracy Now! は、IVAW 反 NATO 行動の特集を放送した。

Democracy Now! | 28 May 2012
“Memorial Day Special: U.S. Veterans of Iraq and Afghanistan Return War Medals at NATO Summit”
http://www.democracynow.org/2012/5/28/memorial_day_special_us_veterans_of