リビング・ライブラリー

J高校3年生向けの「リビング・ライブライ―」で本になり、アッシュやアーロンの話をしてきました。

リビング・ライブラリーとは、

ひとりの人間を「図書館」に見立て、「本」に書かれている色々なことを読むように、「生きている図書館」である人の話を聴く時間。

とのことです。

本来は、当事者が本になることで、社会のなかの色々なことを広く共有する取組みやと思うのですが、そこにペロッと、非当事者本として混ざってきました。

できるだけ普段の喋り言葉に置き換える(たつもりの)準備をしていきましたが、それでも難しかったようです。ちょいちょい「?」が見えました。。。

後からわかったことですが、なかには、映画『アメリカン・スナイパー』を見たという生徒もいたようです。そのおかげで、PTSD等の話も理解しやすかったようなんですが、、、

『アメリカン・スナイパー』かぁ・・・

映画等のサブカルや、報道を通した戦争や軍隊・兵士の「イメージと現実」の話をもっとすればよかった、と後悔。(元)兵士の「自慢文化」の話もしとくべきやった、と後悔。そもそも、クリス・カイルともクリント・イーストウッドとも一緒にされたくないなぁ、ともやもやもやもや・・・

まぁ、でも、あれだけを見て考えるのではなくて、アッシュやアーロンの話も含めて戦争や兵士のことを考えてもらえるようになったのであれば、話に行ってよかったんではなかろうか、と無理やり納得しておきます。

今年の本は10冊。生徒は、好きな本2冊を自分で選んで聴きに来ました。

ってことで、この数時間でアメラジアンの話と米兵の話を聴いた生徒がいたそうです。高校3年生の偶然体験としては、すごいことです。

恐るべしリビング・ライブラリー。。。

こぶち